消費生活用製品安全法

使っている人が命の危険を感じたり、危害を及ぼすおそれが多い製品と思われる製品について、国が定めた技術基準に適合していなければ販売できないと定めた法律が消費生活用製品安全法です。
消費生活用製品安全法はPSCマークと呼ばれるひし形と丸形の2種類のシンボルがあり、適合の証として製品に表示する義務があります。
このマークがない技術基準に適合していない製品は市場から回収するなどの措置が命じられることがあります。
マークの区別は特に注意が必要な特別特定製品がひし形、それ以外の特定製品が丸形と決まっています。
特別特定製品には乳幼児用のベッド、携帯用レーザ応用装置、浴槽用温水循環器、ライターなどです。
これらは過去に製品事故が発生したものです。
それ以外の特定製品には登山ロープや家庭用圧力鍋、乗車用ヘルメット、石油給湯器や石油ストーブなどがあります。
消費生活用製品安全法ではこれらについて技術基準が定められていて、それを満たさない限りマークを表示することができません。
このような規制による製品安全への遵法行為は最低限守らなければいけないことですが、それに加えて自社でより製品安全に取り組んでいる企業を評価するのが製品安全対策優良企業表彰です。
経済産業省が平成19年から始めた制度で、製造、輸入、販売を行っている企業が申請にすることにより審査されます。
製品安全対策優良企業表彰は製品安全の意識向上のために始められたもので、製品そのものを安全性に優れたものにすることはもちろんのこと、表示や文書による情報提供や製品事故発生時の対応策の検討、意識向上への取り組みなども審査対象です。
製品安全対策優良企業表彰を目指すことで義務事項だった活動も挑戦する目標ができて従業者の意識も高まります。
製品安全対策優良企業表彰を受賞した企業は、その証として製品安全対策ゴールド企業ロゴマークを広告やウェブページに使用することができます。