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経済産業省の製品安全対策優良企業表彰とは

経済活動に関する最大の行政機関である経済産業省は、健全な社会活動を維持するために企業の監視や指導を行っています。消費者に安全な製品を提供することを目的とした製品安全活動の意識のが高い企業に対して表彰を行う製品安全対策優良企業表彰もそのような目的から始められました。

製品が多様化、低価格化することで安全性の低いものが販売されるようになりました。結果として、製品の破損による怪我や発火による火災の発生など消費者が不利益を被る結果となり、大きな問題へと発展しています。また、それにより一部の消費者が多額の損害金を支払う羽目になるといった事態も発生しており、そのような不利益を防ぐことも必要です。

そのようなことから経済産業省は平成19年5月より製造事業者や輸入業者は、自らが扱う製品に重大事故が発生した場合に、国へその内容を報告しなければならないという「製品事故情報報告・公表制度」が開始されました。
それまでは被害者である消費者とだけ紛争の処理をすればよかった企業は、事故状況を報告するために調査や改善が必要となるため対応の重みが増したことになります。製品事故は起きたから対応という考え方からできる限りのリスクを排除し、安全安心な製品を作ろうという方向へ意識が変わってきた企業もあります。
そんな製品安全文化の意識が高い企業を増やすために創設されたのが製品安全対策優良企業表彰です。

製品安全対策優良企業表彰は応募制で行われます。毎年、自らが実施している製品安全の取り組みを受け付け、審査します。評価内容としては、安全な製品を仕入れて販売するための取り組み、消費者に安全に自社製品を使用してもらうための取り組み、出荷した後に安全上の問題が判明した時の取り組み、社内の製品安全文化構築への取り組みなどがあります。

受賞した企業は、製品安全対策ゴールド企業ロゴマークを使用することが許されます。これにより製品安全に対して経済産業省よりお墨付きをもらった企業として社会にアピールすることができます。製品安全対策優良企業表彰の受賞により、企業が製品活動にさらなる向上を行うことが期待されます。